その④ETC2.0割引

ETCカードを使った割引制度の中でも、「ETC2.0割引」と聞いてピンとくる人はあまりいないかもしれません。

耳慣れない制度であるETC2.0割引ですが、一体どのような制度なのでしょう?

圏央道

【ETC2.0の概要】

従来のETCの機能がバージョンアップしたものが「ETC2.0」です。

従来のETCはETCカードを挿し込んだ車載器と高速の出入口に設置された通信機との間で高速代の収受をするだけの機能でした。

ETC2.0はそれ以外にも渋滞情報や安全運転支援の情報をやりとりすることができます。

自動車専用道路に張り巡らされた「ITCスポット(渋滞情報を提供しているVICSシステムの高度版)」からETC2.0専用の車載器を通してカーナビやスマホに情報を受信することにより、渋滞回避の道順をナビが示してくれたり、「この先の道路にカーブがあるため事故注意」などと教えてくれるというわけです。

ITCスポットは今後も増え、提供できるサービスもますます豊富になっていくことが期待されています。

【ETC2.0割引とは?】

新湘南バイパスを含む圏央道を、環状道路として有効利用してもらうために平成28年4月から設けられた割引制度です。

車種はETC2.0専用の車載器を搭載した車すべてとなります。

ETC2.0車に限り、圏央道の料金は水準の2割引(地方部の高速道路の普通区間水準の24.6円/kmとする)となります。

例えば、入間~境古河間の圏央道を利用した場合、普通車のETC車の料金は2140円ですが、ETC2.0車の場合は1840円に割引されます(軽や大型車は異なりますのでホームページの料金表で確認しましょう)。

【割引条件】
対象車種:ETCカードとETC2.0専用の車載器を搭載した車両全般
対象区間:圏央道(茅ヶ崎JCT~海老名JCT、海老名~木更津JCT)、新湘南バイパス(藤沢~茅ヶ崎JCT)
割引率:地方部の高速道路に適用される普通区間の料金水準に割引(普通車の場合は24.6円/km)
※混在車線や一般ゲートでETCカードの手渡しにて割引を受ける場合は、係員にETC2.0車載器を搭載している旨を申告しましょう。

【ETC2.0割引の注意点】

深夜割引や休日割引など他のETC割引や、障がい者割引との重複割引適用はできませんので注意しましょう。

この場合は割引率が高い方が適用になります。